結婚相談と指輪3 結婚指輪をめぐる熱いエピソード。

結婚指輪は2人の愛の結晶といいますが、その結晶が崩壊寸前に~。

晩婚化などのトレンドを含め、東京都品川区で結婚相談所を経営するMさんにお聞きしています。

★晩婚化のいちばんの原因は何だとお考えですか?

「1人でも生きて行ける便利な世の中になったことです。

それと結婚する意味や意義を見つけにくくなったことです。

派遣で収入が不安定になり、長期的な安定した将来設計が立てられなくなったこともあります。

テレビのニュースで言っている子育て環境の不足などは、その後の問題です。

結婚したくても結婚できない層と、結婚したくない層が2極化しているようですね。

結婚しても生活費はワリカンの時代になりましたから、男性の“女性を守るという本能”も薄れているように思えます」。

★結婚指輪をめぐる相談などはありますか?

「ありますよ。

いまもお話ししましたが、婚約指輪・結婚指輪の段階までいったのに、大手の電機メーカーに勤める彼がリストラにあって、派遣労働の仕事に就いた。

その彼が言うには、将来キミを幸せにできる安定収入が見込めないから、この結婚指輪は質屋にでも入れて流すか、中古で売却するか、好きにしてくれ。

そう言われたという相談が3日前にありました。

それで彼にもここに来てもらって、3人でいろいろ話しあったりしました。

不本意なのに可哀そうなことです」。

★それで、どんな結末になりましたか?

「彼はお金を一生懸命に貯めて、彼女が好きだった人気ブランドの結婚指輪を高額な値段にも関わらず買ったそうです。

社内恋愛なので、彼女は会社の事情もよく知っているし今後の生活設計も成り行きで構わない、そう言って泣いてました。

自分が何気なく口にしてしまった人気の指輪を買うために、イヤな仕事を残業して引き受けていたことも知っていました。

そんな辛い時期を乗り越えた2人が、これからの辛さは無理なのでしょうか。

そう言って2時間くらい話しあって、とりあえず解消話はなかったことになりました。

良かったです」。